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【閲覧注意】日本史上最も凶悪な事件ランキングTOP30

3位:地下鉄サリン事件-1995年

救助にあたる消防隊員と警察関係者

カルト教団「オウム真理教」が起こした事件は数しれませんが、そのなかでも群を抜いて凶悪な事件が「地下鉄サリン事件」です。

1995年3月20日、帝都高速交通営団(現:東京メトロ)で運転中だった地下鉄の車内で、神経毒であるサリンが教団の実行役により散布されました。この事件での死者は14名、負傷者は6400名以上とされ、日本史上最悪の無差別殺人事件といわれています。また、地下鉄サリン事件は、海外でも大きく報道され、無差別テロ事件として世界を恐怖に陥れたのです。

地下鉄サリン事件の詳細を記した記念碑

地下鉄サリン事件は坂本堤弁護士一家殺害事件、松本サリン事件と並ぶ「オウム三大事件」とよばれています。また、この事件後、不審物を早期発見するために駅からゴミ箱が撤去されるなどの対処がとられるようになったのです。

2位:北九州監禁連続殺人事件 – 2002年

犯人の松本太と緒方純子
出典:Sharetube

北九州監禁連続殺人事件は、1996年から2002年にかけて福岡県北九州市で7人が監禁・殺害された事件です。犯人は松永太と緒方純子の2名。松本は内縁の妻・純子と共に被害者を監禁してマインドコントロール下におき、自らは手を下さずに殺し合いをさせました。

監禁されていた17歳の女性により事件が発覚。この事件で有名なのが監禁者に行った「通電」です。松永は被害者達に躾や激昂した時に激痛や火傷になる程の電気ショックを実施。正常な判断を失った被害者達は殺害や遺体の解体等に加担する事になりました。

松本は純子にも通電を繰り返し、純子の右足の薬指と小指は火傷で癒着しているほどだったといいます。逮捕後松本は2011年に死刑判決、内縁の妻純子には無期懲役の判決が下されています。

1位:女子高生コンクリート詰め殺人事件 – 1988〜89年

事件の被害者(左)と主犯格の少年4人(右の4名)

女子高生コンクリート詰め殺人事件は、1989年1月に東京湾の埋め立て場からコンクリート詰めにされた女子高生の遺体が見つかったことで発覚した事件です。この事件で逮捕されたのはいずれも、当時の少年法が適用される16〜18歳の少年4人でした。

女子高生は前年の11月に誘拐されたのち、強姦され、暴行を繰り返されていました。女子高生が抵抗しようとすると激しいリンチでねじ伏せ、最後は栄養失調もあいまって死亡したのです。

遺体の処理に困った少年たちは、ドラム缶に女子高生の遺体を詰め、コンクリートで固めて東京湾の埋立地に遺棄したのでした。

サブリーダーの小倉氏
出典:livedoor

この事件は、当時の少年法改正への世論を強めた事件としても知られています。結局、主犯格の4人には刑法が適用され、最大で懲役20年の実刑判決が言い渡されました。

あまりにも凶悪な事件だったため、関連する漫画や小説が多数あります。正直、どれも目を背けたくなるような背筋の凍る内容です。読むかどうかはのご判断は慎重に検討ください。

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凶悪事件を題材にした漫画

まんが 凶悪死刑囚大全 獄

死刑判決を受けた死刑囚の事件を起こす背景を漫画化した作品です。有名な人物からあまり名を知られていない事件までごちゃまぜの印象ですが、事件の概要を知るには文章を読むよりは頭に入って来易いと思います。紹介されてる事件や人数も多いので満足感もそれなりです。人によっては読んでいて辛くなる可能性高いので、閲覧注意です。

殺人犯の断末魔~あの凶悪事件の裏側~

実際に過去に起こった事件の内容を漫画で表現された作品です。短編でいくつもの事件が描かれています。最近と言える事件のストーリーは登場人物もリアルに似せてあり、そう言えばと忘れかけていた事件の事を思い返します。

古い事件の内容では現実とは見た目の印象が違う感じに描かれているストーリーもあり、事件内容を考慮すると効果的に描かれていると思えます。漫画として面白いか面白くないかと言うことよりも、この内容を漫画で表現する意義みたいなものを感じます。週刊誌をサラッと読むようなテンションで読める1冊です。

凶悪事件を題材にした映画

数々の凶悪事件の中には、映画の題材に選ばれたものもあります。後味の悪い終わり方をしているものもあれば、あくまでストーリーの参考にしたものまでさまざまです。

今回は3本の、凶悪事件を題材にした映画をご紹介します。

八つ墓村

説明不要の有名なタイトルである「八つ墓村」は、小説でも人気がありますが、映画版もあります。題材となった事件は「津山三十人殺し」です。

「八つ墓村」と呼ばれる村で起きる連続殺人事件に、探偵、金田一耕助がせまる内容となっています。

DISTANCE

「地下鉄サリン事件」を題材にした映画が、是枝裕和監督が手掛けた「DISTANCE」です。

教団が起こした無差別殺人から3年。加害者家族4人が元信者の男と出会い、過去と向き合うことができるかを描いたヒューマンドラマです。

葛城事件

「大阪教育大付属池田小児童殺傷事件」をモデルにした映画が、「葛城事件」というタイトルで映像化されています。

なにかにつけて主人公に当たり散らす父親への不満から、主人公は地下街での無差別殺人を決意する。本当に怖いのは「父親」のほうかもしれないとも言われる衝撃作です。

凶悪事件を題材にした関連書籍・本

文字で凶悪事件を詳しく知りたい人には、それらを題材にした本も多数出版されています。中には、実行犯に直接話を聞いたものも。

今回は3冊の書籍を紹介します。

サリン事件死刑囚 中川智正との対話

「地下鉄サリン事件」の実行犯で、元信者の中川智正との対話を文字に起こした取材記録。当時のオウム真理教の実態がわかる、数少ない一冊です。

新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相

被疑者死亡のまま、幕を閉じてしまった「尼崎連続変死事件」を取り上げた一冊がこちらです。奇妙な親戚関係や、なぜ彼らは殺されなければなかったのかが、独自の目線で書かれています。

世田谷一家殺人事件 15年目の新事実

2015年発刊と少し古い本ですが、フリージャーナリストの一橋文哉氏が、独自の視点で「世田谷一家殺害事件」の犯人に迫った一冊。犯人の候補としてあげられているひとりの男について迫っています。

凶悪事件に関するまとめ

今回は、日本で起きた凶悪事件や怖い事件をランキング形式で解説させていただきました。どれも凄惨な事件ではあるものの、残虐性、被害者数、そして事件の知名度から、北九州監禁連続殺人事件を日本で起きた凶悪事件の筆頭と筆者は考えています。

世間に大きな影響をあたえた事件たちは、今もって犯人がわからないもの、真相が闇に葬られてしまったものなどさまざま。真相解明が急がれるものばかりで、今後の捜査の進展が望まれます。

くわえて、2度とこのような大事件が起きないことを心より祈るばかり。凶悪事件を引き起こす人間を作らないことも、私達の使命なのかもしれません。

それでは、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。

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