22位:辺見マリ(女優・タレント)
辺見マリは、1970年代に歌手として人気を博したタレントです。芸能界引退後、1980年代後半から「拝み屋」と共同生活を送ります。多額の金銭が必要になり芸能界に復帰しますが、自叙伝や露出の多い写真集を出版するなど、迷走を続けます。
拝み屋に取られたお金は5億円であり、洗脳されていた期間は13年。お金は返還される事はなく、娘でタレントの辺見エミリとも疎遠になるなど、多くのものを失いました。
メディア側も遠慮したのか、洗脳が解けた後もドラマやテレビに出る機会は少なく、ドラマに再登場したのは2007年の事。芸能界でも苦境に立たされます。
2015年の「しくじり先生」で洗脳に至る過程を激白。大きな反響を呼び、メディアに登場する頻度も増えていきます。
現在はミュージカルを中心に活動中ですが、コロナ禍の頃に心臓の病に見舞われています。2024年にはデビュー55周年を迎え、4月に東京・ラドンナ原宿でディナーショーが行われました。
ディナーショーの計画を後押ししたのは、娘の辺見エミリでした。更にディナーショーのトークゲストに辺見エミリが出演しており、拝み屋騒動で生まれた確執は、徐々に修復されています。
21位:久本雅美(タレント)
久本雅美は、「マチャミ」の名で知られるタレント。1990年代は、学会の影響力とそのキャラクター性で、テレビで観ない日はありませんでした。
そんな彼女は1984年に創価学会に入信し、後に芸能部女性部長に就任するなど、熱心な信者として知られています。勧誘を断った加藤晴彦や内村光良など、久本雅美は多くの人達を芸能界から干したと噂されています。
ただ彼女の近年のレギュラー番組は「ヒルナンデス」など3本。売れてはいるものの、ピークよりテレビで観る機会は減りました。干され気味な原因として、創価学会の勧誘がしつこく、共演NGの芸能人が増えた事が大きいと噂されています。
また彼女の笑いは下ネタを多用するもの。コンプライアンスが厳しいこの時代では、笑いが取れなくなっています。更に2023年には、創価学会の会長だった池田大作が死去。芸能界における創価学会の影響力は確実に低下しています。
彼女が干される理由は、宗教に没頭しすぎただけではありません。コンプライアンスの変化や創価学会の低迷など、さまざまな要因が関係しています。
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