11位:厚切りジェイソン
厚切りジェイソンは、アメリカ出身のIT企業役員を務めるお笑いタレントです。彼の投資はアメリカ株の投資信託に、長期間分散しながら積立をするスタイル。投資信託とは、資産を専門家に預けて専門家が株式や債券の投資を行うものです。
少ない金額でも毎月投資信託に回せれば、金額は自ずと増えていきます。厚切りジェイソンは日々の生活の中で支出を減らし、生活費の3ヶ月分以外のお金は投資信託に回しています。現在の日本は銀行の利息は増えず、円安で円の価値は目減りする一方。貯金をするより投資信託に回した方が合理的です。
厚切りジェイソンは、資産がすぐに増えると考えておらず、10年〜20年先を見通しています。彼が日本の投資信託ではなく、アメリカの投資信託を選んだのは、アメリカの株は長期的に見れば綺麗な右肩上がりをしているため。月々の株価の変動に一喜一憂せず、コツコツと投資をしています。
彼は投資信託で稼いだお金だけでなく、ITベンチャー企業の役員にお笑いタレント、更に投資の書籍出版などの何足ものワラジを履く男。2023年時点で37歳ですが、既に早期リタイヤできるだけのお金を稼いでいます。
それでも投資や仕事を続けるのは、3人の子供と愛する妻の将来のため。厚切りジェイソンはお金について話すことをタブー視する日本の価値観に警鐘を鳴らし、日本人の資産運用に一石を投じています。
10位:川合俊一
川合俊一は、バレーボールの元日本代表です。彼はバブル期から投資を始め、一時は資産が2億円に達しました。2006年のライブドアショックを経て資産が5000万円に減るものの、再起を果たしています。
彼が最初に資産を増やせたのは、交友関係の広さから未公開株を買うことができたため。上場できずに800万円の損失を出すこともありましたが、急騰した株もあります。
ライブドアショックの後は紹介された株を買うのではなく、情報を徹底的に集めて確実な銘柄を買うスタイルに変わります。株式市況・経済情報番組「ストックボイス」は有益な情報が得られるため、参考になるそうです。
また投資もバレーボールも、考え方は同じだと川合俊一は述べています。1セット目を取られても、2セット目以降を取れば試合は勝ち。投資で損切りしても次を見据えることで、川合俊一は今も資産を増やしています。