この記事を書いた人
フリーライター
新卒で出版社の編集部に配属され、カルチャー雑誌の編集を担当。10年間の勤務の後、子育てを機に退社し、フリーランスのライターとして独立。映画や音楽、サブカルチャーの知識を活かし、レビュー記事やコラムの執筆を行う。現在は複数のオンラインメディアで編集業務にも携わり、トレンドを追いかけることと新しいクリエイティブを発見することをライフワークとしている。
13位:中田花奈
中田花奈は乃木坂48の元メンバー。現在は、タレントやプロ雀士だけでなく、投資家としても活動しています。彼女が投資を始めたのは20歳のころで、投資歴は約10年。20万円から投資を始め、毎年10%の利益を叩き出しています。アイドル時代から7000万円の貯金があったとされますが、真相は不明です。
最初は優待目的で飲食店の銘柄を購入していましたが、資産が増える中で投資に熱中。優待ではなく資産を増やす考え方に変わりました。ただ、父から「なくなっても良い金額で始めるように」という教えを受け、無理のない範囲で投資を行なっています。
当初は投資の知識は無かった中田花奈。そんな彼女は投資家ウォーレン・バフェットの書籍を読み、投資の考えが変わりました。バフェットの投資哲学は、「銘柄を選ぶ時には企業と心中する覚悟で投資せよ」というもの。
彼女は銘柄を探す際、企業の理念や経営状況
自己資本利益率(ROE)などを詳しく調べるようになりました。今では短期で売買をせず、中〜長期の投資が増えています。元々、オタク気質とのことで、今では優良企業探しも趣味の一つになりました。
また彼女は2021年から麻雀カフェ「chun.」をオープンしています。彼女はカフェを経営するにあたり、会計や財務諸表の勉強をしましたが、大きく役立ったのが経営者としての視点だったと述べています。カフェの運営に、投資のノウハウが活かされていることは間違いありません。
12位:杉原杏璃
杉原杏璃はグラビアやソフト補正下着の経営など、多方面で活躍しています。財テクに長けているため「財テクアイドル」や「株ドル」と呼ばれています。彼女は2023年時点で41歳ですが、投資を始めたのは23歳のころでした。
29歳で家を買い、30歳で資産が1億を越える億り人になりました。投資の元手は30万円でした。彼女のスタイルは短期売買をせず、「ほったらかし投資」をモットーとした長期的な投資です。彼女は信用取引ではなく、基本的に現金取引。5年で億り人になったことを思えば、上がる銘柄を見抜く嗅覚は確かなものです。
杉原杏璃の投資のルールは「利益確定する%を決める」「売買用端末と閲覧用端末を分ける」「知らないジャンルには手を出さない」の3つ。儲けようとするのではなく損をしないという考え方で、取引を続けています。リーマンショックなどで資産が半分になることもありましたが、程なく資産を復活させています。
彼女は投資に自信のない人に、投資の入り口になりたいと考え、講演やインタビューにも積極的です。2019年には株式投資経験をまとめた単行本、2020年には不動産投資に関する単行本を出版しました。内容はサラリーマンが副業をするにも手軽な物で、投資のハードルを下げることにつながりました。
2023年には期間限定でグラビア復帰を果たし、6年ぶりの写真集を出しました。グラビア復帰を経て、再び投資に関心を持つ人も増えるかもしれません。