6位:与沢翼【1億5000万円以上】
与沢翼はドバイ在住の実業家。40万人以上の登録者を持つyoutuberでもあります。彼が自己破産をしたのは2011年、26歳の時の事でした。発端は大学在籍時に立ち上げたアパレルのネット通販会社の不振です。
ピークには年商10億円を叩き出すものの、実店舗を持った途端大赤字となり、3億円の負債を抱えます。本人も1億5000万円の借金を抱え、法人破産と個人の自己破産を同時申請を決断。ストレスで体重は40kgも増えたそうです。
その後も与沢翼はアフィリエイトやセミナー事業で5億円を稼いで復活を遂げます。ただ、後にアフィリエイト会社は破産状態になるなど、浮き沈みの激しさで世間を賑わせました。
2015年には個人投資家となり、2024年時点ではドバイに在住。家族と不動産業で悠々自適な生活を送っている様子が、たびたびインスタにアップされています。
5位:藤山寛美【1億8000万円以上】
藤山寛美は、戦後の喜劇界を牽引した喜劇役者で「松竹の喜劇王」と称されています。彼は20代の頃から豪遊生活を続け、1966年には36歳で1億8000万円の負債を抱えて自己破産をしました。
大卒の初任給は2〜3万円の時代であり、藤山寛美の借金額は現在価値で7億円となります。借金が原因で松竹芸能から契約を解除されるものの、看板スターを失い松竹芸能の経営は悪化。半年後には復帰し、20年以上も年中無休で244ヵ月連続無休公演という記録を打ち立てました。
藤山寛美はギャラの良いCMのオファーは徹底して断り、舞台俳優として借金を完済しました。彼は「役者は舞台の上で稼ぐだけでええんや。それ以外のことでお金をもうけたら、余計なものが入りこんで、汚れてしまう」と述べています。
こうした舞台役者としての矜持が、「松竹の喜劇王」と呼ばれる所以なのでしょう。
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