この記事を書いた人
フリーライター
新卒で出版社の編集部に配属され、カルチャー雑誌の編集を担当。10年間の勤務の後、子育てを機に退社し、フリーランスのライターとして独立。映画や音楽、サブカルチャーの知識を活かし、レビュー記事やコラムの執筆を行う。現在は複数のオンラインメディアで編集業務にも携わり、トレンドを追いかけることと新しいクリエイティブを発見することをライフワークとしている。
20位:重盛さと美(タレント)
重盛さと美は、グラビアを経て「めちゃイケ」出演などを果たしたタレント。2013年に、フライデーが重盛さと美の中学時代の「茶髪で特攻服姿」の写真を掲載します。特攻服姿があまりにも奇抜ゆえ、重盛さと美=暴走族という説が浮上しました。
ただ本人は暴走族説を否定します。写真は中学卒業時に仲間と「派手な事をしよう」と考え、学校中を練り歩いた時のもの。その後、母校近くの博多駅に向かい、「卒業万歳」と叫んだそうです。
しかし周囲の友人のヘアースタイルやポーズはまさにヤンキーそのもの。重盛さと美の言い訳は、無理があるとされました。その後は過去を隠す事はなくなり、中学時代の恋人が隣の中学の頭をしていたなど、数々の武勇伝を語るようになります。
重盛さと美は、2017年のめちゃイケの抜き打ちテストで最下位四冠を達成した芸能界随一の「おバカタレント」。当初は悪エピソードに対し反響があったものの、徐々に「おバカタレントの元ヤン話なんて聞きたくない」という声が聞かれるようにもなりました。
ただ重盛さと美は、歳を重ねると美しくなるタイプであり、30歳を超えたあたりから「可愛くなった」と話題になる声も多数。整形疑惑もあるものの、今後も独自の立ち位置で芸能界を生き抜いていくものと思われます。
19位:哀川翔(俳優)
哀川翔は、2004年の映画「ゼブラーマン」などに出演した俳優であり、過去に多数のアルバムもリリースしたアーティスト。彼は10代の頃は「喧嘩最強」と呼ばれた存在であり、新宿では名の知られた存在でした。
新宿で朝まで飲んでいた時は、知らない暴走族に「ちょっと家まで送ってよ」とタクシー代わりに使っていたとの事。飲み屋をハシゴする時も同様です。本人によると、暴走族は「すごく丁寧」との事ですが、それは哀川翔をリスペクトとしていたからだと思われます。
この他には、六本木で光GENJIの諸星和己らと一緒に車に乗っていた時に、暴走族に囲まれた時の事。哀川翔は、「お前は有名人だから車の中にいろ」と一人で立ち向かい、暴走族達に「もう帰ったほうがいいよ、君たちは」と言い、その場を収めさせています。
また哀川翔が19歳の頃には、竹下通りで暴走族300人対100人の乱闘騒ぎが起きており、哀川翔も乱闘に参加。100人の方に参加していたと信じられていましたが、2017年に本人から100人の暴走族に対し、及川翔150人のグループと、中野英雄150人のグループで挟み撃ちにして撃退したと語られました。
その後、及川翔は1984年に路上パフォーマンスグループ「一世風靡セピア」を結成。俳優としても頭角を現し、竹内力と共に「Vシネマの帝王」と呼ばれるに至りました。
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