第2位:清原和博
清原和博は、西武ライオンズや読売ジャイアンツに在籍した野球選手。プロ入りから21年連続2桁本塁打、13年連続20本塁打以上などの記録を保持しています。現役引退後は評論家やタレントに転向しました。
2014年3月、週刊文春は清原和博が薬物を使用している疑惑があるとスクープしました。各週刊誌も後追い記事を連発。2016年2月に警察は清原和博を逮捕しました。
疑惑の確定は世間に衝撃を与え、現役プロ野球選手やOBである各球団の指導者が続々とコメントを発信しました。取り調べの中で清原和博は選手引退後から薬物を使用していたと自供しています。
最終的に清原和博は懲役2年6か月、執行猶予4年の判決が下りました。執行猶予を終えた後から、再びタレントや芸能活動を再開しています。
第1位:小川博
小川博は、1985年から1992年まで千葉ロッテマリーンズに所属した元野球選手。全盛期は右サイドスローから放たれる最速150km/hの速球が持ち味でした。
引退後にロッテのコーチになるものの、ギャンブルと前妻への慰謝料などで借金がかさみ、2002年に球団を解雇されます。2003年から産業廃棄物処理会社の営業職になるものの、2004年11月に勤務先の会長宅の家政婦を殺害して逮捕されました。殺害理由は借金の無心を断られたためです。
小川博は家政婦を殺害後、会長宅にある現金175万円を盗み、家政婦の遺体を近くの川に遺棄。盗んだ金で借金の返済をしますが、翌月に逮捕されました。
元プロ野球選手による強盗殺人は世間に衝撃を与え、野球選手のセカンドキャリアを考える動きも加速しました。その後、小川博には無期懲役の判決が下り、2024年現在は服役中です。
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